「和食とワインを合わせるなんて…」と思っていませんか?
そう思っていた私が、騙されたと思って試してみた三つのペアリングをご紹介したいと思います。
柚子胡椒とピノ・グリのペアリング
イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア「サンタ・クリスティーナ・ピノ・グリージョ」。
青リンゴのような香りと酸味やわらかなピノ・グリと、
ピリッとして芳醇な柚子胡椒を合わせてみました。
柚子胡椒のピリリとした辛味がワインの旨味を引き立てます。
青唐辛子と柚子の清涼感ある香りは、ワインの青りんごや
グレープフルーツの香りと相性ピッタリ!おいしいです。
梅とリースリングのペアリング
ドイツ、モーゼル、辛口の白ワイン「マグヌス・リースリング・トロッケン」。
柑橘系の香りとさわやかな酸味を感じるリースリングと、
シャープな酸味と深い旨味を合わせ持つ梅を合わせてみました。
ワインとの旨味相乗効果で梅の旨味が引き立ちます。
ワインのやわらかな甘味によって梅の酸っぱさが穏やかになり、
とてもおいしいです。このワインは相性バツグンですね。
みょうがとピノ・ブランのペアリング
フランス、アルザス、辛口の白ワイン「ピノ・ブラン」。
白桃や洋梨の香り、やわらかな酸味のピノ・ブランと、
シャキッと、さわやかな味わいのみょうがを合わせてみました。
みょうがのピリッとした辛味がワインの酸味をさわやかにして
くれます。みょうがの苦味が和らいで、豊かな香りが広がります。
これもおいしいです。このワインも相性バツグンですね。
今回は、ワインと香りや味で和食料理を引き立てる薬味の三つのペアリングを試してみました。
素材の旨味を引き出す薬味には、しっかりとした旨味が特徴の白ワインがよく合います。
お手頃なワインと和食のペアリングを、ご家庭でもお気軽にお楽しみいただけると幸いです。
※「 フード&ワインペアリング 」をペアリングの参考にさせていただきました。
※掲載した写真に写っている和食は、東京の実店舗で購入した商品です。
・向丘 手作り とうふの店 はとり さんの 木綿豆腐
・千駄木 御菓子司 つる瀬 千駄木店 さんの むすび梅、ふく梅
・千駄木 茶きんと上方寿司 宝家本店 さんの みょうが寿司
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