「漬物とワインを合わせるなんて…」と思っていませんか？
そう思っていた私が、騙されたと思って試してみた三つのペアリングをご紹介したいと思います。
いぶりがっことネッビオーロのペアリング
イタリア ピエモンテ バルバレスコ フルボディ「ランゲ ネッビオーロ ブリック･デル･バイオ」。
ネッビオーロのペアリング
ラズベリーなど赤果実の香りを感じるネッビオーロと、スモークの
香りが特徴的ないぶりがっこを合わせてみました。スモーキーな
いぶりがっこには紅茶を連想させる苦みや渋みのある赤ワインが
よく合います。噛めば噛むほどたくあんの香りと旨味がお口の中に
広がって、スモーキーな香りがずっと長く残ります。
／カ・デル・バイオ(Alc14.5%)
浅漬けと爽やかな白ワインのペアリング
オーストリア ラントヴァイン やや辛口の白ワイン「グリューナーフェルトリーナー」。
洋ナシやイエローアップルのような果実味の豊かな やや辛口の
白ワインと、シャキシャキとした食感がある野沢菜のしょうゆ
漬けを合わせてみました。野沢菜の青臭さが抜けてから
白ワインと合せるとよい感じになりますね。果実味の豊かな
白ワインには柚子の入った白菜の浅漬けも合うと思いますよ。
／ハーフナー(Alc11%)
べったら漬けと軽やかで飲みやすいロゼワインのペアリング
フランス 南西地方 ガスコーニュ 辛口のロゼワイン「ドメーヌ デ フレール ラフィット ロゼ」。
ガスコーニュのロゼワインのペアリング
ラズベリーのような香りを感じるガスコーニュのロゼワインと、
甘い味わいが特徴のべったら漬けを合わせてみました。
べったら漬けの甘みや酸味とロゼワインの複雑で豊かな
果実味や新鮮で爽やかな酸味との相乗効果で、相性バツグン。
ロゼワインとべったら漬け、どちらも口当たりが良いので食が
進みます。
(Alc11.5%、マルベック50%、メルロー50%)
今回は、ワインと漬物の三つのペアリングを試してみました。
燻製干ししたいぶりがっこには紅茶を連想させる苦みや渋みのある赤ワインがよく合います。
甘みのあるべったら漬けには豊かな果実味を持つ軽やかで飲みやすいワインがよく合います。
お手頃なワインと漬物のペアリングを、ご家庭でもお気軽にお楽しみいただけると幸いです。
※「 ワインと料理マリアージュ 」をペアリングの参考にさせていただきました。
※掲載した写真に写っている漬物は、千駄木の やなぎに桜 さんで購入した商品です。
・【秋田】無添加 いぶりがっこ
・【長野】無添加 野沢菜浅漬け
・【埼玉】無添加 べったら漬け
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