「パンと主張が強い赤ワインを合わせたら、パンの風味や味わいが消えちゃうでしょ…」と
思っていませんか?
そう思っていた私が、騙されたと思って試してみた四つのペアリングをご紹介したいと思います。
赤ワインとドライフルーツパンのペアリング
赤ワインとココアクランベリーパン
イタリア プーリア サレント フルボディ赤ワイン「イル・プーモ プリミティーヴォ」。
ココア生地にくるみ、チョコ、アーモンド、クランベリーを
練り込んで焼いたチョコパンと、ソフトなタンニン、
チェリーやプラムの香りのイル・プーモ プリミティーヴォを
合わせてみました。
ココアの程よい苦味とクランベリーの優しい酸味がワインを
甘く感じさせます。これは相性ぴったりですね!
赤ワインと巨峰ぶどうパン
ライトボディ赤ワイン「グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢 AYA」。
巨峰レーズンがいっぱい詰まった巨峰ぶどうパンと、
いちごのようなやわらかい香りの絢-AYA-を合わせてみました。
パンをこんがりトーストしたら、柔らかくなったレーズンから、
ジューシーな巨峰の甘みが溢れ出し、巨峰レーズンの風味と
甘い味わいをしっかりと感じ取ることができました。
赤ワインとパン・オ・レザン
イタリア プーリア サレント フルボディ赤ワイン「イル・プーモ プリミティーヴォ」
発酵バターを使ったクロワッサン生地のパン・オ・レザンと、
ソフトなタンニン、チェリーやプラムの香りのイル・プーモを
合わせてみました。
サクサクパリパリのクロワッサン生地自体にしっかりとした
甘みがあるので、レーズンに加えてバターの風味と味わいも
しっかりと感じ取ることができました。
赤ワインと、ドライフルーツとヘーゼルナッツのパン
ライトボディ赤ワイン「グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢 AYA」。
レーズン、クランベリー、イチジク、あんずとヘーゼルナッツを
練り込んで焼いたパンと、いちごのようなやわらかい香りの
絢-AYA-を合わせてみました。
パンを焼きすぎてカリカリになってしまったのですが、
ベリー系に加えてあんずの酸味や甘い味わいもしっかりと
感じ取ることができました。
今回は、赤ワインとパンの四つのペアリングを試してみました。
ソフトなタンニンの赤ワインには、カカオ系の生地にベリー系のドライフルーツがいっぱい
詰まったパンが相性ぴったりでした。
お手頃な赤ワインとパンのペアリングを、ご家庭でもお気軽にお楽しみいただけると幸いです。
※掲載した写真に写っているパンは、東京の実店舗で購入した商品です。
・根津 根津のパン さんの ココアクランベリー
・湯島 ぶどうパンとコーヒーの店 舞い鶴 さんの 巨峰ぶどうパン
・根津 レ ジニシエ さんの パン・オ・レザン
・田端 ピニョン さんの ドライフルーツヘーゼルナッツ
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